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今からでも申し込めるADSLを調べてみた(2018年版)。

更新日:

※ 2019年2月28日をもって、Yahoo! BB ADSLやADSL-directなど、ソフトバンク系の全ADSL回線の新規申し込み受付が終了になりました。

なので、以下でご紹介しているADSLサービスもすべて、新規申し込み不可になりました。

なお、ADSLのサービス自体はまだ終了していないので、すでに契約している方は引き続き利用可能です。

いまだにADSL使ってます(笑)

こんにちは、チヂミです。

ちょっと恥ずかしいのですが、我が家のネット回線は、いまだにADSLです(笑)。

光回線は、月額料金が高過ぎるのと、格安SIMを使っているのでスマホ料金割引のメリットもなく、契約する気になりません。

というか、当サイト管理人のネット利用ていど(ウェブ、メール、ちょっと動画)なら、ADSLで十分なので、あえて光回線に乗り換える必要性がないというのが正直なところ。

最近は固定電話を持たない家庭も多いみたいですが、管理人が住んでいるような地方のベッドタウンでは、連絡手段として固定電話がマストアイテム(笑)なので、ADSLでも月額料金が安い通常タイプ(タイプ1)に申し込めるメリットもあります。

管理人が利用しているのは、Yahoo! BB ADSL

ちなみに、当サイト管理人が現在契約しているのは、Yahoo! BB ADSLのバリュープラン12M。

それ以前は、NTTのフレッツADSL回線とプロバイダーを別々に契約していましたが、Yahoo! BB ADSLバリュープラン12Mがあまりに安いので、乗り換えました(笑)。

どれだけ安いかというと、契約から5年間は「60ヵ月値引きキャンペーン」が適用されるので、回線・プロバイダー料金込みで月額1272円(税抜・NTT西日本エリアの場合)。

6年目以降は「60ヵ月値引きキャンペーン」がなくなるものの、永年月額1808円(税抜・NTT西日本エリアの場合)で利用できます。

※ 上記の各価格は公式サイトで公表されている月額料金。実際には標準工事費(80円/月)やユニバーサルサービス料(2円/月)、消費税などが加わります。

Yahoo! BB ADSLのバリュープランは安いのですが、注意しなければならないのは、2年ごとの自動更新契約になっていること。

2年ごとの更新月以外で中途解約すると、契約解除料9500円(税抜)が発生します。

実は、当サイト管理人は、この3月(2018年)が更新月でした。

4月からは5年目の2年契約になり、来年の4月からは60ヵ月値引きキャンペーンの期限が切れ、月額料金が1808円(税抜)になるので、今さらですが、まだ申し込める、もっと安いADSLは存在するのか(笑)、3月中は暇さえあれば、ずっと調べてました。

結論としては、管理人が住んている地域では、60ヵ月値引きキャンペーン期間が切れて通常価格になっても、バリュープラン12Mが最安だったので、そのまま契約更新しました。

しかし、もう数kmほど県中心部に近ければ、バリュープラン12M通常価格よりも安いADSLに申し込めたのも事実です。

ひょっとしたら、これからADSLに申し込もうという方もまだおられるかもしれないので、管理人が調べた、現在でも新規契約できるADSL情報をまとめてみます。

現在でも申し込めるのはソフトバンクのADSL回線のみ

ご存知かと思いますが、NTT東西はすでに、2016年にフレッツADSLの新規申し込みの受付を終了しています。

また、auや電力会社系のADSLも、すでに申し込み受付やサービスそのものが終了しています。

というわけで、現在でも申し込めるADSL接続サービスを提供しているところは、基本的にソフトバンク系列のサービスか、ソフトバンクのADSL回線を使っている他社プロバイダーしかありません。

※ 以下でご紹介している各ADSL接続サービスでは、電話回線(加入権)を持っている場合の、NTT西日本エリアの月額料金を表示しています。

ソフトバンク系の5つのADSL接続サービス

ソフトバンクは、これまでにいくつもの回線会社やプロバイダーの吸収合併を行なっているので、実は同社だけでも、5つものADSL接続サービスを提供しています。

とはいえ、実際にはYahoo! BB ADSLの回線か、またはワイモバイルのイーアクセスADSL回線かの、どちらかを利用したADSL接続サービスに大別できます。

Yahoo! BB ADSL

1つめは、当サイト管理人が契約している、Yahoo! BB ADSL

Yahoo! BB ADSLには、通常料金プランと、バリュープラン(低価格プラン)があります。

通常料金プランは、速度別に8M、12M、26M、50M、50M Revo(超高速)の5つのプランが用意されています。

契約期間は特に設定されていないので、いつ解約しても契約解除料はかからないのがメリットといえばメリット。

バリュープランは、通常料金プランの12Mと50Mのみ、2年ごとの自動更新契約にすることで低価格で利用できるようにしたプラン。

※ 中途解約すると、契約解除料9500円(税抜)がかかります。

また、バリュープラン12Mのみですが、契約から60ヶ月間(5年間)、毎月536円引きになるので、さらにお得になっています。

12Mで価格を比較すると、通常プランは月額3535円(税抜・NTT西エリア)なのに対して、バリュープランは月額1272円(税抜・NTT西エリア・最初の5年間のみ)と、半額以下で利用できます。

ホワイトBB

2つめのホワイトBBは、ソフトバンクのスマホや携帯の契約者限定で申し込める、ADSL接続サービスです。

実際に提供されるのは、Yahoo! BB ADSLの50M一択で、他の速度は選択できません。

Yahoo! BB ADSLとの違いは、メールアドレスやその他のオプションがなく、提供される機能はインターネット接続とIP電話のBBフォンだけ。

その分格安で利用でき、契約期間も設定されていないので、いつ止めても契約解除料は発生しません。

価格を比較すると、Yahoo! BB ADSL 50Mの通常価格プランが月額3935円(税抜・NTT西日本エリア)、バリュープランが月額2571円なのに対して、ホワイトBBは永年、月額1886円で利用できます。

ただし、ソフトバンクを解約すると、ホワイトBBも自動的に解約になってしまうのがデメリットです。

ADSL-direct

3つめは、ADSL-direct

こちらも、Yahoo! BB ADSL、ホワイトBBと同じく、ソフトバンクが提供しているADSL接続サービスですが、ワイモバイルのイーアクセスADSL回線を利用しています。

そのため、サービス提供エリアがYahoo! BB ADSLとは異なり、全国の比較的都市部に限られています。

提供されている回線速度は、Yahoo! BB ADSLバリュープランと同じく、12Mと50Mの2つ。

サービス内容は純粋にインターネット接続サービスのみで、メールアドレスやその他のオプション、IP電話の提供もありません。

ADSL-directにも、Yahoo! BB ADSLのバリュープランと同じような、申し込みから最初の1年を継続利用し、支払い方法をクレジットカードに限定することで格安に利用できる、ADSL-directⅡがあります。

※ 1年以内に解約すると、契約解除料3000円が発生します。

12Mで価格を比較すると、通常のADSL-directは月額1886円(税抜・固定電話有りの場合)ですが、ADSL-directⅡだと月額1410円で永年利用できます。

管理人も、ぜひこのADSL-directⅡに乗り換えたかったのですが、残念ながらサービス提供エリア外でした。

試しに、以前住んでいた、同じ県内のもう数kmほど県中心部寄りの住所で使っていた固定電話番号を入力してみたら、サービス提供エリアでした(笑)。

AOL

4つめは、AOL

ADSL-directと同じく、ワイモバイルのイーアクセス回線を使った、ソフトバンクのADSL接続サービスです。

提供されている回線速度もADSL-directと同じで、12Mと50M。

月額料金も、ADSL-directの通常料金プランとほぼ同じで、12Mが1993円(税抜)、50Mが2665円(税抜)。

ただし、50Mのみ、最初の1年間は500円引きで2165円(税抜)になり、ADSL-directⅡ 50Mの2362円(税抜)より安くなります。

ちょっとややこしいのですが、ソフトバンクが運営しているのはAOLの接続サービスだけで、ポータルサイトのAOL.JPは、アメリカの別会社が運営しています。

メールアドレス(AOLメール)はポータルサイトのほうで取得できますが、誰でも取得できるフリーメール(無料メール)です。

ODN

5つめは、ODN

ODNで現在も新規申し込みできる「ADSL」コースは、ワイモバイルのイーアクセス回線を利用しています。

提供されている回線速度は、5M、24M、50M。

月額料金は、5Mが2795円(税抜・NTT西エリア)、24Mが3625円、50Mが3825円と、同じADSL回線を使っているADSL-directやAOLよりもお高め。

ODNのプロバイダーメールが1個無料で利用でき、ODN IPフォンも利用可能(申し込み要)です。

おうち割光セットでお得に

上記のソフトバンク系の5つのADSL接続サービスの中で、ホワイトBBユーザー、そしてソフトバンクのスマホや携帯を利用しているYahoo! BB ADSLユーザーは、毎月のスマホ・携帯料金が安くなる、おうち割光セットに申し込めます。

ソフトバンクの契約プランにもよりますが、最大毎月1000円(税抜)が携帯・スマホ料金から割引になり、契約者だけでなく、家族の携帯・スマホ料金(10回線まで)も割引になります。

割引は、Yahoo! BB ADSLバリュープランとホワイトBBの場合は2年間、Yahoo! BB ADSL通常料金プランの場合は永年続きます。

おうち割光セットは、基本的にソフトバンクのショップで申し込みますが、ADSLとソフトバンクの契約者名が同じ場合は、マイソフトバンクからも申し込めます。

その他のプロバイダー

現在、ソフトバンク系列以外でADSL接続サービスを提供している、その他のプロバイダーはワイモバイルのイーアクセスADSL回線(ADSL-directと同じ)を利用しているところがほとんど。

なので、回線速度別の月額料金はほぼ横並びといってよく、ADSL-directの通常料金とあまり変わりません。

サービス提供エリアも、ADSL-directと同じで、地方では県庁所在地などの比較的都市部に限られています。

@NIFTY

@NIFTYのADSLは、基本的にワイモバイルのイーアクセス回線を使用しています。

※ 東京都など関東の一部や、静岡県はTOKAIのADSL回線。

現在提供されているのは、12M、39M、50M、2年割50Mの、計4コース。

※ 2年割50Mは、Yahoo! BB ADSLバリュープランと同じく、2年ごとの自動更新契約で、通常の50Mよりも月額料金が安くなるコース。新規申し込みから2年以内に途中解約すると12000円(税抜)、2年以上の途中解約は6000円の違約金が発生します。

12Mなら1993円(税抜・NTT西エリア)、2年割50Mなら2632円(税抜・NTT西エリア)と、価格的にはADSL-directとほとんど変わりません。

@NIFTYの場合、メールアドレスやIP電話の@NIFTYフォンが付いています。

※ 2年割50Mは@niftyフォンを利用できません。

BIGLOBE

BIGLOBEのADSLも、ワイモバイルのイーアクセス回線です。

提供されている回線速度は@NIFTYと同じく、12M、39M、50Mの3タイプ。

月額料金は、12Mだと2001円(税抜・NTT西エリア)、50Mだと2981円(税抜・NTT西エリア)です。

BIGLOBEのプロバイダーメールが利用できます。

So-net

So-netのADSLも、イーアクセス回線です。

提供されている回線速度は、12Mと50M。

月額料金は、12Mが1988円(税抜・NTT西エリア)、50Mが2678円(税抜・NTT西エリア)です。

So-netのプロバイダーメールが1個使えます。

楽天ブロードバンド

楽天ブロードバンドのADSLも、イーアクセス回線を利用。

提供されている回線速度は、12Mと50Mの2つ。

月額料金は12Mが1898円(税抜・NTT西エリア)で、50Mが2946円(税抜・NTT西エリア)です。

楽天ブロードバンドでは、10個のメールアドレスが無料で使えます。

DTI(ドリーム・トレイン・インターネット)

DTIのADSLも、ワイモバイルのイーアクセス回線を利用。

提供されている回線速度は12Mのみで、月額料金は1901円(税抜)です。

メールアドレスが1個与えられます。

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBのADSLも、ワイモバイルのイーアクセス回線を利用。

提供されている回線速度は、12Mと39M。

月額料金は、12Mが1877円(税抜)、39Mが2350円(税抜)です。

メールアドレスは15個まで無料で利用できます。

GMOとくとくBB「月額1,877円ポッキリのブロードバンド」

ASAHIネット

ASAHIネットのADSLも、イーアクセス回線を利用。

提供されている回線速度は、12Mと50M。

月額料金は、12Mが1890円(税抜・NTT西エリア)、50Mが2495円(税抜・NTT西エリア)です。

それぞれ、IP電話対応コースも用意されています。

メールアドレスが2個、無料で利用できます。

Nexyz.BB

Nexyz(ネクシィーズ).BBのADSLは、ソフトバンク系列以外のプロバイダーでは珍しく、Yahoo! BB ADSLの回線(正確にはSoftBankブロードバンドADSL)を利用しています。

提供されている回線速度は、リーチDSL(遠距離用)、12M、26M、50M、50M Revo(超高速)の5つ。

一部の月額料金をあげると、12Mが3535円(税抜・NTT西エリア)、50Mが3935円です。

IP電話のBBフォン、無料メールアドレス(4個まで)が利用できます。

ソフトバンクユーザーなら、すでに説明した「おうち割光セット」と同じような、「おうち割」にも申し込めます。

※ 月額料金以外にも、標準工事費(80円/月)やユニバーサルサービス料などがかかります。

タイガースネット.コム

タイガースネット.コム(tigers-net.com)のADSLは、Nexyz.BBよりもさらに珍しく、Yahoo! BB ADSLの回線を利用した「ADSL S」プランと、イーアクセス回線を利用した「ADSL e」プランの両方が用意されています。

どちらのプランにも、通常の「レキュラーコース」と、1年ごとの自動更新契約で月額料金が安くなる「1年割コース」があります。

1年割コースは、更新月以外で解約すると解除手数料7000円(税抜)がかかりますが、レギュラーコースにもサービス開始から4ヶ月の最低利用期間があり、期間内に解約すると、解除手数料7000円(税抜)がかかります。

「ADSL S」プランで提供されている回線速度は、12Mと50M。

レギュラーコースの月額料金は、12Mが2813円(税抜・NTT西エリア)、50Mが3353円(税抜・NTT西エリア)。

1年割コースは50Mのみで、月額料金は2813円(税抜・NTT西エリア)になります。

「ADSL e」プランで提供されている回線速度には、12Mと40Mがあります。

レギュラーコースは40Mのみで、月額料金は2813円(税抜・NTT西エリア)。

1年割コースは、12Mが月額料金1913円(税抜・NTT西エリア)、40Mが月額料金2313円(税抜・NTT西エリア)になります。

プロバイダーメールアドレスが1個無料で付き、「ADSL S」プランの場合はIP電話のBBフォンが月額基本料金無料で利用できます。

また、タイガースネット.コムは、阪神タイガースのグループ会社が運営している阪神タイガース公認プロバイダーなので、甲子園で行われる公式戦全試合(巨人戦を除く)のネット中継など、タイガースファンならではの特典もあります。

hi-ho

hi-ho(ハイホー)のADSLは、イーアクセス回線を利用した「まとめてADSL-eコース」と、TOKAIコミュニケーションズの回線を利用した「まとめてADSL-Tコース」(東京都、埼玉、千葉、神奈川限定)があります。

「まとめてADSL-eコース」で提供されている回線速度は、1M、NEO12M、40M。

月額料金は、1Mが2568円(税抜・NTT西エリア)、NEO12Mが1988円(税抜・NTT西エリア)、40Mが4088円(税抜・NTT西エリア)です。

「まとめてADSL-Tコース」で提供されている回線速度は、12Mのみ。

月額料金は、IP電話無しが3458円(税抜)、IP電話有りが3738円です。

プロバイダーメールアドレスを1個、無料で利用できます。

結論:安くてお得なADSLは、やはりソフトバンク系列

こうして調べてみると、NTTフレッツADSLの新規受付が終了した現在でも、意外なほど多くのADSL接続サービスが、いまだに新規申し込みを受け付けていることがわかります。

まあ、そのほとんどがソフトバンクのADSL回線を利用しているわけですが。

で、どのADSL接続サービスが安くてお得になるかというと、やはりソフトバンクが提供しているYahoo! BB ADSL、ADSL-directⅡ、そしてホワイトBBの3つに絞られると思います。

最安なのは、Yahoo! BB ADSLバリュープラン12M

回線スピードにこだわらないなら、現在最も安くお得に申し込めるADSLは、Yahoo! BB ADSLのバリュープラン12Mです。

最初の5年間のみですが、月額1272円(税抜・NTT西エリア)で利用できます。

6年目以降は、月額1808円(税抜・NTT西エリア)になります。

次に安いのは、ADSL-directⅡの12M

Yahoo! BB ADSLバリュープラン12Mの次に安いのは、ADSL-directⅡの12M。

クレジットカード払い限定ですが、月額1410円(税抜)で利用できます。

クレジットカード・口座振替でも申し込めるADSL-directは、12Mが月額料金1886円(税抜)と、Yahoo! BB ADSLバリュープラン12Mの6年目以降とあまり変わらない価格ですが、ADSL-directⅡのような最低利用期間がないので、いつ解約しても違約金は発生しません。

ADSL-direct、ADSL-directⅡはプロバイダーメールもIP電話も無く、純粋にネット回線のみの提供ですが、必要ない方にはかえって面倒くさくなくていいかもしれません。

回線速度50Mで選ぶなら、ホワイトBB

ADSLの回線速度最速の50Mで選ぶなら、月額料金1886円(税抜)のホワイトBBが最安です。

契約期間もありませんし、サービス提供エリアもNTTフレッツADSLと変わらないのではないかと思います。

ただ、ホワイトBBはソフトバンクのスマホや携帯などの契約者でないと申し込めないのが難点。

ソフトバンク契約者以外の方だと、月額料金2362円(税抜)のADSL-directⅡの50M、月額料金2571円(税抜・NTT西エリア)のYahoo! BBバリュープラン50Mの順で安くなります。

Yahoo! BB ADSL通常プランもあなどれない

実は、Yahoo! BB ADSLの通常プランもあなどれません。

月額料金自体は、12Mが3535円(税抜・NTT西)、50Mが3935円(税抜・NTT西)と、バリュープランに較べるとずっと高めですが、思わぬ隠し玉を持っています。

それは、すでにご紹介していますが、ソフトバンクのスマホ・携帯料金が最大毎月1000円(税抜)引きになる、「おうち割光セット」が永年適用になる点です。

しかも、契約者だけでなく、家族を含めて10回線まで永年適用になるので、契約しているソフトバンクのプランにもよりますが、毎月の実質的な通信費が大幅に削減される可能性もあります。

Yahoo! BB ADSLのバリュープランやホワイトBBは、「おうち割光セット」が2年間しか適用にならないので、家族でソフトバンクのスマホや携帯を契約している方は、Yahoo! BB ADSLの通常プランも検討してみることをおすすめします。

BBフォンの注意点

安くてお得なYahoo! BB ADSLやホワイトBBですが、申し込み時に注意しないといけないのが、IP電話のBBフォンです。

契約後にレンタルされるモデムは、モデム本体に電話機を接続する構造になっているので、家の電話は基本的にBBフォンになります。

つまり、ふつうに電話をかけると、相手先には050のBBフォンの電話番号として表示されます。

通常の固定電話(NTTの電話番号)として電話をかけたい場合は、相手先の電話番号の前に「0000」を付け足す必要があります。

※ 自宅の固定電話番号でかかってきた電話は、問題なく受信(通話)できます。

また、ADSLではBBフォンが標準装備になっているので、BBフォンだけを利用停止することも基本的にできません

ただし、モデムを設置したい部屋と電話機の階が違うなど、モデムに電話を接続できない理由がある場合は、その旨をカスタマーサポートに相談すると、BBフォンを利用しない場合のモデムの配線を行うための器具(ADSLラインアダプター・テレフォンフィルター)を送ってくれます。

ADSLの注意点

ADSLの新規申し込みを検討する時に気をつけなければならないのが、NTT収容局(交換局)から自宅までの距離です。

3km以上になると、どの回線速度のコースを選んでも、実際の回線速度はあまり変わらなくなってしまうみたいなので、NTT収容局に近いほど有利です。

また、提供回線速度が50M、40M、12Mといっても、提供回線速度が速いほど、NTT収容局からの距離が離れるにつれて、滝を下るような曲線を描いて、実際の回線速度は急降下していきます。

当サイト管理人は12Mを契約していますが、実際の回線速度を、動画配信サービスのNetflix提供のネット速度測定サイト、Fast.comで調べてみると、6.2Mbpsでした。

NTT収容局から自宅までは、直線距離で1kmていどと近いのですが、実際には間に丘などの障害物や高低差もあるので、まあこんなものでしょう。

これくらいの速度が出ていると、スマホやタブレット、ノートPC(11インチ)でYouTubeを視聴したり、Tverや動画配信サイトの動画を視聴するには、まったく不便を感じません。

2023年にフレッツADSLがサービス終了

なお、すでに新規申し込みの受付を終了しているNTTのフレッツADSLですが、2023年1月には、サービス自体の提供を終了することが決まっています。

※ フレッツ光の提供エリア(全国のカバー率90パーセント以上)のみ。提供されていないエリアでは続行の予定。

※ 「「フレッツ・ADSL」2023年にサービス終了、「フレッツ・ISDN」は2018年に新規受付を終了へ」(INTERNET Watchサイト)

ソフトバンクのADSLはいつ終了?

そこで気になるのが、ソフトバンクの回線を利用したADSL接続サービスはいつ終了するのかですが、Wikipediaの「ADSL」解説ページに、以下のような記述がありました。

「NTTはPSTNのマイグレーションを行っており、2025年までにメタルIP電話に切り替える予定で計画を進行させている。ただし、メタル回線そのものは残る予定なので、ADSLのサービスを提供している企業が技術的な問題や経営的な理由によりADSLサービスを終了しない限り、ADSLのサービスが提供され続ける可能性は残っている。」

つまり、NTTのフレッツADSLの終了と同時に、ソフトバンク回線を利用したADSL接続サービスも終了してしまう、と考えるのは結論を急ぎすぎかもしれません。

その答えはソフトバンクのみぞ知る(笑)ですが、今からADSLの新規申し込みをしても数年間は利用できるので、その間に次の乗り換え先ネット回線をどれにするか、検討する余裕は十分ありそうです。

とにかく、固定電話を利用している方には、ADSLは現在でも、最もお手軽・格安に利用できるネット回線の1つであることは間違いありません。

ではまた。

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