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レビュー

ASUSのモバイルノートパソコン、「VivoBook E203NA」を購入。

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軽くて持ち運べるノートPCが欲しかった

こんにちわ、チヂミです。

お正月休み(2018年新春)明け早々、自分へのお年玉として(笑)、ノートパソコンを購入しました。

いろいろな意味で初めての経験をさせてもらったPCなので、少々レビューを。

購入したのは、ASUSのモバイルノートパソコン、「VivoBook E203NA」。

2GBメモリ+32GBストレージ(eMMC)の安いバージョンと、4GBメモリ+64GBストレージの高いバージョンがあるのですが、当サイト管理人が購入したのはもちろん、安いバージョン(笑)。

お正月休みに、たまたま別の目的でビッカメラのネット通販サイトをのぞいていたところ、「あなたへのおすすめ」商品として出ていたのですが、驚くなかれ、販売価格が何と、1万7800円(税抜)。

お年玉出血価格?。

消費税込みでも1万9224円と、2万円を切る値段でASUSのノートパソコンが買えるチャンスは、たぶんもう二度と無いだろうと思い、数日間悩んでから、購入手続きをしました。

※ この記事を書いている時点で、すでに完売状態。

価格ももちろんですが、今回、VivoBook E203NAの購入を決めた最大の理由は、その軽さ。

VivoBook E203NAの重量は、1kgを切る、約980g。

実は以前から、スタバやドトールなどのカフェで、ノートPCを開けて作業している人たちに憧れていたので(笑)、モバイルノートパソコンが欲しかったのです。

当サイト管理人の経験上、気軽に無理なく持ち運べるノートPCの重さは、やはり約1kg前後以下。

それ以上の重さになると、通勤通学や外出時に持ち歩くのは、ちょっと気合が要るかと思います(笑)。

管理人が自宅でメインで使っているノートPCは、光学ドライブ無しの重量2kgですが、家の中でさえ、これを持ち運んで使いたいとはあまり思いません(笑)。

当サイト管理人にとって、ASUSの製品を買うのは、スマホやタブレットなどを含めても、今回が初めて。

ネットの評判で、ASUSの製品は当たり外れが激しいことは知っていましたが、ビッカメラの3年保証も付けることができるので、博打覚悟で購入に踏み切りました。

で、その結果はというと、今回は残念ながらハズレを引いてしまったようです(笑)。

スリープから復帰しない

まず、最初に遭遇した不具合は、スリープから復帰しないこと。

届いたノートPCを箱から出して、セットアップ(初期設定)を始めたのですが、別の用時でしばらく目を離しているうちに、スリープ状態に。

復帰させようと、キーボードのキーを押したのですが、黒い画面のまま、まったくの無反応(緑色の電源ランプは点灯している)。

仕方がないので、電源ボタンを長押しするも、全然電源が落ちない。

何度か試しても、電源ランプが点灯したままなので、意地になってずーーっと押し続けていたところ、なぜか再起動。

セットアップのやり直しになるも、なぜか最初に入力したアカウント名は受け付けないので、別のアカウント名でアカウント作成。

その後、セットアップは何とか完了したものの、今度はディスプレイを閉じてスリープ状態にすると、やはり復帰できない。

何か情報はないかと、ASUSのVivoBook E203NAサポートページをチェックしたところ、「E203 シリーズ - フリーズ頻発、スリープから黒い画面を表示し復帰できない」というFAQ記事を発見。

どうやら、メモリ2GBの安いバージョンで起きる不具合みたいです(笑)。

Windows Updateを適用すると解決するとのことだったので、さっそく実行してみたところ、Windows 10 Creators Update(1703)の更新ファイルのインストールが完了した時点で、スリープから100パーセント復帰できるようになりました。

Windows 10 Fall Creators Updateの更新に失敗

次に出てきた不具合は、Windows 10 Fall Creators Update(1709)の更新ファイルのインストールが、どうしても失敗してしまうこと。

セットアップ完了直後、ソフトやアプリは何一つインストールすることなく、購入状態のままで、Windows Updateを行っているにもかかわらず、です。

※ 途中から記録を残すため、1MB未満のスクリーンキャプチャソフトだけはインストールしましたが。

最初からインストール済みの必要ないソフトやアプリをアンインストールしたり、microSDカードを差して空き容量を増やしたり、Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行したりと、ネットで調べて見つけた対策をことごとく試し、計3回PCを初期化してチャレンジを繰り返したのですが、ついに解決方法はわからずじまい。

ただ、分かったことも少しあります。

「設定」→「システム」→「ストレージ」→「ローカルストレージ」をクリックして、「ストレージ使用量」の「一時ファイル」をクリックし、一番下に保留中の更新ファイル(保留中の更新とプレビュービルド)ができている場合、これがWindows 10 Fall Creators Update(1709)の更新ファイルのインストールを邪魔しているみたいです。

Creators Update(1703)の更新ファイルのインストールが完了した時点で、一時ファイルに保留中の更新ファイルが残っていると、Fall Creators Update(1709)の更新ファイルのインストールに必ず失敗します。

再度Windows Updateを行うと、失敗を繰り返すごとに、保留中の更新ファイルの容量がどんどん増えていって、8GBとか、9GBにもなり、32GBしかないストレージの残容量を圧迫していきます。

その結果、最終的には容量不足で更新ファイルがインストールできませんという表示が出てきます。

PCの初期化を計3回行なって、まっさらな状態でWindows 10 Fall Creators Update(1709)の更新ファイルのインストールにチャレンジしましたか、毎回必ず、この保留中の更新ファイルができていました。

プレインストールされているWindows 10に何か不具合があるのでは?と思いたくなるくらいです。

ビックカメラのレビューや価格コムのレビューなどを読んでみると、Windows 10 Fall Creators Update(1709)の更新ファイルのインストールに成功した人と、失敗した人の両方の書き込みが見つかります。

成功か失敗かの差は、空き容量があったかどうかとは関係なく、実はこの保留中の更新ファイル現象が出てきたかどうかなのではないのかな、と個人的には思ったりします。

Windows 10をクリーンインストール

自力での解決はあきらめて、同じようにVivoBook E203NAのWindows Update問題にぶち当たってしまった人の情報はないかとネットで調べていたところ、発見したのが「アルファのブログ」さんの「VivoBook E203NAにWin10をクリーンインストールしたら快適になった話」という記事。

プレインストール済みのWinddows 10を全削除して、マイクロソフトのサイトから配布されている、Windows 10インストールメディア作成ツールを使って、Fall Creators Update(1709)適用済みのWindows 10のクリーンインストールを行ったら、VivoBook E203NAが快適になったという内容。

詳細な手順が書かれていたので、ほとんど下調べをすることもなく、上記の記事を頼りに、当サイト管理人の場合はUSBメモリを利用して、Windows 10のクリーンインストールを行いました。

ついに、というかようやく、Windows 10 Fall Creators Update適用済みのVivoBook E203NAになりました。感謝。

届いたPCの箱を開けて最初のセットアップを始めてから、まともに使えるようにするまでに、約2週間がかかりました。

唯一気がかりだった、Windowsのライセンス認証も、ちゃんと「Windowsはデジタルライセンスによってライセンス認証されています」になってました。

その後、Windows Updateを行って、追加の更新ファイルや足りないドライバーなどをインストールしたりで、最終的な空き容量は約12GBになりました。

VivoBook E203NA製品サイトからもドライバーをダウンロード

上記記事の追記に書かれているように、microSDカードがUSBドライブとして認識されていたので、VivoBook E203NAのドライバーページからも、Card Readerをダウンロードしてインストールしたところ、ちゃんと認識されるようになりました。

また、管理人の場合、電源メニューからスリープも消えていたので、VGAをダウンロードしてインストールしたところ、こちらもちゃんと表示されるようになりました。

しばらく使ってみて、タッチパッドの有効・無効を切り替えるファンクションキー(F9)が効かないことにも気づいたので、ATKPackageをダウンロード・インストールしたところ、ちゃんと切り替えることができるようになりました。

予想外にキビキビ動く

プレインストールのWindows 10からFall Creators Updateを適用したわけではないので、比較はできませんが、クリーンインストールしたVivoBook E203NAは、びっくりするほど快適です。

OSやソフト・アプリの起動の早いこと早いこと。

OSは、電源ボタンを押してから約10秒でログイン画面が表示され、ログイン画面からパスワードを入力してわずか数秒でデスクトップ画面の表示が完了します。

Google ChromeやMicrosoft Edgeは、3~4秒で起動します。

まあ、まだGoogle Chromeていどしかインストールしてないのもありますが(笑)。

eMMCやSSDといった、ストレージがハードディスクではないフラッシュメモリ系のPCを利用するのは今回が初めてなのですが、キビキビと動いて気持ちいいですね。

ノートPC用のCeleronとメモリ2GBのマシンであることを忘れてしまうくらい、もっさり感がありません。

パソコン本体も意外と優れもの

ソフト面はハズレでしたが、ハード面(パソコン本体)は当たりだったみたいで、とても使いやすいです。

キーボードはあまり音が出ず、しっかりしていて打ちやすいですし、最新のドライバーをあてたからなのか、タッチパッドも反応が良い。

低価格にもかかわらず、5GHzの無線LANも利用できます。

また、内蔵スピーカーの音が割りと良く、ヘタをすると手持ちのAndroidタブレットよりも起動が早いので、音楽配信サービスのリスニングや動画サイトの視聴など、購入時には想像もしていなかったエンターテイメント的な使い方もしています。

休日などに外出した時だけ使えればいいと思って購入しましたが、メインのPCのお株を奪いそうな勢いです。

ただ、パソコン初心者の方は、ストレージ容量が32GBのPCには手を出さないほうが無難かな、と感じました。

出会いは最悪でしたが、これからは良いお付き合いができそうです(笑)。

ではまた。

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