Athlon 200GE搭載パソコンは数少ない
こんにちは、チヂミです。
前回の記事では、令和元年の10連休ゴールデンウィークを利用して、AMDの格安CPU、Athlon 200GEを搭載したデスクトップパソコンを自作したことを書きました。
約5900円で買ったCPUなのですが、当サイト管理人のようなライトユーザーには十分過ぎるくらい快適なパフォーマンスなので、今のところとても気に入ってます。
個人的にはとても良いCPUだと思うのですが、インテルにくらべるとマイナーなAMDの、しかも一番安いローエンドCPUだからなのか(笑)、Athlon 200GEを搭載したパソコン製品はあまり見当たりません。
ざっと調べた限りでは、FRONTIERでスリムパソコンが2製品、パソコン工房でスリムパソコンが2製品、ミニタワーパソコンが2製品くらいしかリリースされてません。
あと、法人向けですが、マウスコンピューターでスリムパソコンが3製品販売されているくらいです。
おすすめはパソコン工房の「STYLE-M1B3-A2-VHS」
上記の各製品の中で、もし管理人が買うとしたら、やはりパソコン工房のミニタワーパソコン。
スリムタイプよりも自分でパーツの交換や変更、追加がしやすいので、長く使い続けたいならこちらがおすすめです。
ストレージに240GBのSSDが搭載された「STYLE-M1B3-A2-VHS」と、1TBのHDDが搭載された「STYLE-M1B3-A2-VH」があり、どちらも価格は同じですが、買うなら断然、SSD搭載がおすすめです。
OS(Windows 10)をインストールする起動ディスクをSSDにすると、OSやソフト・アプリの起動や動作がHDDとはくらべものにならないくらい早くなります。
どんなに気が長い人でも、一度SSDを経験してしまうと、もうHDDにインストールしたWindows 10には戻れないと思います(笑)
メモリはカスタマイズでデュアルチャネルに
「STYLE-M1B3-A2-VHS」は基本構成でも使えるパソコンだと思いますが、自作PCユーザーの目から見ておすすめしたいカスタマイズや注意点を、少しご紹介したいと思います。
管理人がおすすめしたいカスタマイズは2点。
1つめは、メモリ容量を基本構成の4GBから、8GBに増やすこと。
特に、ソフトやアプリを複数起動させて同時に作業したい方や、ブラウザーのタブやウィンドウを複数開いておきたい方には、パソコンを快適に使うためにも、メモリを増やすのがおすすめです。
自作ではデュアルチャネルといって、同じメーカーの同じ容量で同じ規格のメモリカードを2枚差しにするのが常識になっていますが、パソコン工房のメモリのカスタマイズも、4GBメモリを2枚差すデュアルチャネルになっています。
※ デュアルチャネルの効果については、パソコン工房の記事「メモリを選択する場合、8GB×1枚と4GB×2枚ではどういう違いがあるのですか?」に目を通してください。
ブルーレイドライブのカスタマイズは超お得
2つめのおすすめカスタマイズは、光学ドライブを基本構成のDVDドライブから、ブルーレイドライブに変更すること。
お店の回し者ではないですけど(笑)、+5980円でブルーレイドライブに変更できるのは、かなりお値打ちだと思います。
この内蔵ブルーレイドライブ(LG BH16NS58)、単品だとAmazonで約8400円(税込、10円単位四捨五入)で売られている代物です。
しかも、これはパソコン工房で確認済みなのですが、再生ソフトのPowerDVDのOEM版も付属しています。
型番が古く(たぶん12)、機能限定版ですが、映画やアニメなどの市販ブルーレイやDVD、またテレビ番組を録画したブルーレイやDVDの再生なら問題なく利用できます。
なので、動画再生ソフトを別途、カスタマイズ注文する必要はありません。
パソコンでブルーレイも再生したいと考えている方には、是非おすすめです。
動画再生ソフトのカスタマイズには注意
そして、注意点を1つ。
カスタマイズ注文の動画再生ソフトは、PowerDVD 19 Ultraなのですが、これはブルーレイやUltra HDブルーレイも再生できる、PowerDVDの最上位バージョン。
基本構成のDVDドライブで利用するだけなら、DVD専用(ブルーレイは不可)のPowerDVD Standard(4800円)で十分です。
また、再生するDVDの種類によっては、再生ソフトを買わなくても無料ソフトで十分な場合もあるので、くわしいことは過去記事「Windows 10でテレビ録画DVDを再生。」に目を通してみてください。
ではまた。
From チヂミ。