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Atermの無線LANルーターで5GHzが届くようになった!

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Atermの無線LANルーターを購入

先日(2016年3月)、無線LANルーター(親機)を買い替えました。

購入したのは、NECプラットフォームズの「Aterm WF1200HP」という機種。

近所のヤマダ電機さんのチラシで、4800円(税抜)でした。

ネット検索してみると、2014年1月発売の製品で、すでに後継機種の「Aterm WF1200HP2」も出ているので、立派な型落ち(笑)。

後継機種のWF1200HP2との違いは、「こども安心ネットタイマー」という、Wi-Fiに接続する時間帯を制限する機能がないだけみたいだったので、前からAtermの無線LANルーターを試してみたかった当サイト管理人としては、渡りに船で速攻ゲット。

自宅に持ち帰った数日後に、それまで使っていた某P社の無線LANルーター製品と交換しました。

5GHzがよく届くようになった!

無線LANルーターは、標準的な建売木造2階建て住宅(笑)の2階角部屋に設置しているのですが、驚いたことに、それまでの某P社無線LANルーターでは、真下の1階にさえ届いたり届かなかったりで、1階では事実上使いものにならなかった5GHzの電波が、何と、1階の最も遠い部屋にさえ、かろうじて実用レベルで届いているではありませんか!

※ たまに接続が切れて、Wi-Fiの接続先が2.4GHzのSSIDに変更されていることはありますが。

当然ながら、最もよく使う2.4GHzの電波もより強くなり、しかも接続が安定するようになりました。

とはいえ、某P社無線LANルーターも、2014年春に、新製品を6000円台でAmazonで購入したもので、11ac対応なので、WF1200HPとは同価格帯で、機能もほとんど同じ競合製品のはず。

WF1200HPを買いに行く直前にネットで調べたところでは、「同じクラスの無線LANルーターなら、能力も大して変わらない。そのためのWi-Fi規格なんだから」という意見があって、無線LANルーターに無知な管理人としては、「そういうものかぁ。」と妙に納得したのですが、いざフタを開けてみると、こんなに違いが出てくるとは思いませんでした。

以前から、Atermの無線LANルーターは電波がよく届いて、安定しているという評判をネットで目にしていたのですが、そのうわさは本当でした。

思い切って買い換えて、大正解でした。

無線LANルーター本体がコンパクト

また、筐体がとてもコンパクトだったのも、うれしい驚きでした。

買う前にイメージしていたよりもかなり小さくて、それまで使っていた某P社無線LANルーターの筐体の7~8割ていどの大きさ。

文庫本と比較すると、こんな感じです。

aterm-hontai-size

どうでしょう。文庫本よりも若干小さいくらいです。

高性能でありながら、コンパクト。Atermの無線LANルーター、気に入りました!

無線LANルーターの購入を検討しているなら、NECのAterm、かなりおすすめです。

当サイト管理人の場合、ネット回線がYahoo!の超低速ADSLで、木造2階建てなのでWF1200HPを選びましたが、ネット回線や利用環境、接続する機器数などによって最適なモデルを選んでください。

Aterm公式サイトの製品一覧ページや、製品比較表ページを参考にすると良いと思います。

Atermは設定画面が使いにくい

と、ベタボメなのはここまで。

実は、ちょっと残念な点もあったので、報告しておきます。

それは、設定画面(クイック設定Web)の使い勝手が、あまり良くないことです。

aterm-setteigamen

たとえば、ブラウザーから設定画面にログインする際のURLですが、ネット環境によって違う場合があります

通常は「http://aterm.me/」ですが、管理人の場合は、無線LANルーター本体のACTIVEランプが橙点灯している「ブリッジモード」というケースだったので、「http://192.168.3.210/」になりました。

この「192.168.3.」の部分もネット環境によって違うらしく、ユーザーがコマンドプロンプトで調べないといけません(くわしいことは説明書でどうぞ(笑))

管理人のネット回線はYahoo! BB ADSLなのですが、ネットで調べると、Yahoo! BB ADSLだと、設定画面ログインURLは「http://192.168.3.210/」になるようです。

また、Atermの設定画面には、「らくらくWebウィザード」という、Atermの動作モードを設定する機能があるのですが、ボタンをクリックすると、Aterm再起動後にブラウザー画面が「インターネット接続がありません」(Google Chrome)になるので、かなりドギマギします。

rakuraku-web-wizard-btn

rakuraku-web-wizard-chuui

我慢して1分程度待っていると、ようやく「管理者パスワードの初期設定」画面が表示されます。

admin-password

表示されない場合は、ブラウザーの「再読み込み」ボタンを何度かクリックすると良いと思います。

「らくらくWebウィザード」の設定が完了しても、自動でAtermの設定画面に戻ってはくれないので、ユーザーが自分で設定画面を開き、ログインする必要があります。

設定画面(クイック設定Web)のUIもけっこう古めかしくて(笑)、2000年代前半のデザインといった感じ。

aterm-wifi-settei

設定画面に触れなくても利用は可能

なので正直、設定画面(クイック設定Web)だけは使い勝手が良いとは言えません。

無線LANルーターの設定画面だけは、それまで使っていた某P社無線LANルーターのほうがずっと使いやすかったです。

なお、Atermの名誉のために言っておくと、Aterm本体の「らくらくスタート」ボタンを押せば、ネット回線を自動判別してくれるので、本体裏側記載のSSID名やパスワードなどをデフォルトのままで使うのなら、設定画面(クイック設定Web)のログインや「らくらくWebウィザード」の設定は、事実上必要ありません。

無線LANルーター本体をブロードバンドルーターなどに接続して、「らくらくスタート」ボタンを押し、PCやスマホにSSIDのパスワードを登録するだけで、何の問題もなく、Wi-Fiが利用できるようになります。

ただ、セキュリティ的には一度くらい、設定画面にログインして、管理者パスワードを設定するほうが好ましいとは思いますが。

というわけで、設定画面(クイック設定Web)関連がもうちょっと使いやすくなれば、Atermは無敵の無線LANルーター製品なのでは、と思いました。

では、また。

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